2008年2月1日金曜日

フロネシス:賢慮

野中郁次郎先生の講演を聴く機会があった。

タイトルの「フロネシス」とは、賢慮とか実践的知恵という意味で、
1)善いことを判断する能力
2)場作りの能力
3)個別の本質に気づく能力 :当たり前のことを実行していくと非凡になる
4)個別の気づきをコンセプト(言葉)にする能力ミクロの直観を、マクロの構想力と関係付ける
5)コンセプトを実現する能力目標達成の物語をつくる
6)賢慮を伝承・育成する能力しなやかな(したたかな)組織:resilient organization

ということだとのこと

企業に差が出るのは、このフロネシスに差があるからで、利益追求の経営ではだめだと話されていた。