2008年8月11日月曜日

スタグフレーションが来る

文芸春秋に堺屋太一氏が「恐慌的スタグフレーションが来る」という題名で意見を述べています。
現在の国際金融環境について、簡潔にまとめています。
「石油の高騰で景気が減速すると、まず、一番贅沢な需要(=先行投資)が減少」し、
「食料が不足して価格が上がると、最も貧しい食料の消費者(=家畜)にしわよせが行く」とされ
「日本製品ストラディヴァリウス現象」による、ブランド志向の政策を提言しています。

既に感覚的には、スタグフレーションに入っているようにも思います。しかし、前回の石油危機のときのように、日本はうまく回避することは難しいかもしれません。それは、政策的な失敗が相次いで発生し、景気後退に拍車をかけているように思えるからです。

ぱっと思いつくのは、いまは、先行きの不安や株安から投資を控えているため、預金が一時的に増加するかもしれませんが、最終的には、物価の上昇率からいえばいまでも実質マイナス金利の普通預金等流動性預金は減少。逆に、給与の目減りから、個人ローンは増加するものの、景気後退が長引けば、でふぉるt

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